タイのプーケットとバンコクに家族旅行した時のこと。
ツアーではなく、マリオットバケーションクラブのタイムシェアポイントを利用しての個人旅行だったので、
空港・ホテル・ゴルフ場・マッサージ・レストラン・タクシー・トゥクトゥク・お買い物、などなど、
現地のタイ人の方たちと英語で意思疎通をはかる機会が多くありました。
タイで英語はどれくらい通じる?
タイ英語を聞き取るコツは?
プーケットのゴルフ場で、典型的なタイ英語の話者と思われるタイ人のママさんキャディと3時間を共にした私の体験談(苦労話)から、
タイ英語を聞き取るコツや、現地で片言英語を話す方たちとのコミュニケーションのコツ
をお伝えしたいと思います^^
この記事の目次
タイで英語はどれくらい通じる?プーケット&バンコク編
タイで英語はどれくらい通じるか?
いろんな方がブログで書かれていますが、世界有数の観光都市バンコクでは、空港・ホテル・主要観光地・有名レストランなど、外国人が行くところは、ほぼ問題なく普通に英語を話すスタッフがいるので問題ありませんでした。
一方、タクシーや、ローカルのレストランやマッサージ店などでは、ほとんど通じないと思った方がよいようです。
多少英語が話す人がいても、難解なタイ英語です!!
タクシーに関しては、私たちは、公営のAOTリムジンを空港で手配して利用しましたが、「どれくらい時間かかる?」などの必要最低限の会話は成り立ちました。
が、一般のメータータクシーでは、目的地を伝えるための地図や、値段の確認などを筆談するための紙とペンは、念のため、あった方がよさそうです。
トゥクトゥクのおじさんは、ノリのいい人が多い印象で、
値段(数字)と目的地は、大丈夫^^
バンコクでは、アジアティークという2012年にオープンしたばかりの今風のナイトバザールで娘たちが買い物にはじけとんでいたのですが^^;、観光客が大量に押し寄せる場所なので、お店のお兄さんお姉さんとの英語での会話は問題なかったようです。
彼氏いるの?とか、めっちゃ聞かれたらしいですよ(笑)
彼女たちは中国駐在時代に値切り交渉テクをマスターしたので、かなりお得に買い物してました(笑)
値切り交渉のコツは、親がついていかないこと(笑)
親はお金持ってますからね^^;
話がそれましたが・・
一方、私がすごーく苦労したのが、プーケットのゴルフ場^^;
地元のキャディさんがついてくれるのですが、彼女たちは、仕事のために独学や感覚で英語を覚えた方たち。
強烈なタイ英語です^^
いい人たちなので、なんとかなるのですが、3時間以上ラウンドを共にするので、非常に頭が疲れました^^;
タイ英語を聞き取るコツ!語尾の子音が省略される国。
タイ旅行中、唯一、私がちょっとイヤになってしまったのが、ゴルフ場のキャディさんとの3時間(笑)
ほぼ2人きりでラウンドしたので、どちらかというと、
ゴルフよりも、強烈なタイ訛りのカタコト英語と奮闘した感じでしょうか(笑)
帰国してからも、
タイ訛りの英語を聞き取るコツや、ラクに意思疎通するには・・
ということを考えました^^;
日本人英語に発音の特徴があるように、タイ人英語にも特徴があります。
①語尾の子音や、二重子音が省略される
green が gee(ギー)だったり、
next tee が、ネティだったり。
意味不明な単語が出てきたら、
子音が省略されているのでは?と疑ってみるとよいかと^^
②タイ語には「シ」「ツ」「ス」の発音がない
日本語にrの発音がないのと同様に、タイ語には、「シ」「ツ」「ス」の発音がないのだそうです。
share がチェアだったり^^
「チ」は「シ」ではないか?と疑ってみるとよいかと^^
正しい英文よりも、単語のみの方が100倍通じる。
キャディさんなどは、仕事や生活のために独学や感覚で英語を習得した方たちが多いので、
正しい英語(正しい文法・正しい発音)が通じるわけではない
ということを理解し、こちらも割り切る必要があると感じました。
正しい英文よりも、キーワードとなる単語を並べるだけの方が100倍通じます。
考えてみれば、当たり前のことです。
頑張って勉強した英語を披露するのは英語圏に旅行した時にとっておき(笑)、英語も、TPOに合わせて使い分ける必要があるんですね^^
タイの人たちの誠実・迅速な対応に、とっても感動。
お互いにとって外国語である英語を使ってのコミュニケーションなので、意思疎通が難しい場面もありますが、人間同士、
相手の状況を理解しようという誠実さがモノを言うのだなぁ
というのは感じました。
タイ人スタッフの誠実さを最も感じたのは、プーケット国際空港でのこと。
帰りの飛行機に機体のトラブルがあり、代替便をめぐって、我が家のバイリンガル次女を通訳にして、航空会社のスタッフと密に交渉するハメになったのですが、
状況的には「まじ・・もう勘弁してよー」という厳しいものだったのですが、私たち、イヤな思いをしなかったのです。
思うに、これは言葉の問題ではなく、タイ人スタッフの対応が非常に誠実だった、ということにつきます。
バンコクに向かう便だったのですが、私たちが夜に予約していたニューハーフショーの時間に間に合うように(汗)、別の航空会社の手配をギリギリまで必死にしてくれました。
また、プーケットで滞在していたホテルで、バンコクでのニューハーフショーの予約票を印刷したくて、フロントの方に
「このPDFファイルをプリントアウトしてもらえますか?」
と、お願いしたところ、快く、このメールアドレスに送ってください、とメールアドレスを教えてもらいました。
ところが、こちらは送信しているのに、受信できない・・と。
途中、私たちが出かけたりして夜になってしまったのですが、スタッフの個人メールアドレスに送ってみたり、しまいには私のPCをフロントに持参して送信済メールを見せて解決したのですが、この時も、いやな顔ひとつせずに、最後までお付き合いいただきました。
無事にニューハーフショー、行けました♪
どんだけ行きたかったんだ!?(汗)
以前、中国に駐在していた私たちからすると^^;、こういう場面でのタイ人の方たちの対応の誠実さ・丁寧さには、感動しっぱなし!
非常に日本っぽいなぁと感じました。
時に、タイ英語の聞き取りにくさという問題はありますが、そんなことはお互い様だし、何より、私は誠実なタイの方たちの人柄が大好きになりました♪
2020年の東京オリンピックが近づいています。
英語が苦手な人が多い日本という国ですが、言葉も大事だけど、
「おもてなし」の心が何より大切なんだなぁ
なんて、柄にもなくそんなことを考えたりもしたタイ旅行でした^^
【我が家のマリオットリゾート宿泊記】