ハリネズミのハリコの鼻が濡れている、、
これは鼻水?
もしや風邪?
食欲もないし、ウンチも出ない、、
すぐに病院に連れて行かなければ!
と、ドキドキしながら、少し離れたところにあるエキゾチックアニマル専門の動物病院へ駆けつけました。
この記事の目次
ハリネズミの鼻水とくしゃみは風邪?
ハリネズミのハリコの鼻周辺が、どうも水っぽい、、明らかにいつもより濡れている、、
これはもしや鼻水か?
と気づいたのは、2匹目のハリネズミのパリコを迎え入れてから3週間後のことでした。
夏から秋への季節の変わり目、急に涼しくなったり、人間でも体調を崩しそうなお天気が続いていた頃。
一年違いでパリコを迎え入れ、
お姉さんになったハリコに寂しい思いをさせてはいけない!
と、いつもより若干ハリコを構いすぎていた、2人の人間の娘を持つ私(汗)
2日ほど様子を見ていたけど、みるみる食欲がなくなり、ついに全くいつものハリネズミフードを食べなくなってしまいました、、
そして、ハリコから、聞いたことのない妙な音がする、、
ツェッ
「ツェッ」ってなに?(涙)
ハリコがくしゃみをしてる!!
風邪も心配だけど、こんな小さな体でご飯を全く食べないことの方が深刻に心配で、すぐに病院に行くことにしました。
ハリネズミは、エキゾチックアニマル専門の動物病院へ
ハリネズミは、エキゾチックアニマル専門の動物病院で診てもらえます。
「小動物も診ます」とうたっている動物病院でも、電話をしてみると、
「ハリネズミは診れません」
といわれることも多いようです。
我が家も最初に問い合わせた近所の動物病院では診てもらえず、少し離れたエキゾチックアニマル専門の動物病院を紹介していただき、予約をして伺いました。
エキゾチックアニマルとは?
かわいいところでは、うさぎやフェレット、デグー、モモンガなど、その他、トカゲとかヘビとか・・(涙)
ということで、ハリコを診ていただいたエキゾチックアニマル専門病院は、やばいニアミスを防ぐためか?、完全予約制でした。。
ハリコを診察台に置いて、ハリコの様子や動きをしばし観察する先生。
ハリコ、動いたからか、ひさしぶりにウンチと、オシッコも少々。
オシッコは濃縮されていて、ウンチも、
「よくないウンチだなぁ」
と先生。
確かにカスカスしているというか。
餌を食べてないので、出すものがないから、自分の腸管を出しているのだそうです。
リトマス紙みたいな紙にウンチをつけて、潜血があるかどうかを検査。
ほんの少々の潜血。
とりあえず、いわゆる風邪だけど、まだ元気はあるので、お薬ではなく、高カロリーの流動食をいただき、様子を見て、数日後に再診することに。
つまり、とにかく食べて自力で治そう!作戦。
注射器みたいなやつで流動食を食べさせるやり方を教えてもらい、帰宅しました。
この流動食、粉を水で溶いて注射器で口に流し込むのですが、吐き出したとしても、口に残ったほんの少しの量でもかなりの高カロリーを摂取できるものだそうで、期待大!
だったのに、ハリコったら、流し込んでも流し込んでも、吐き出すのです。
ハリネズミの吐瀉物は、鮮やかな黄緑色
というのをこの時、知りました。
えっっ、偏食だったの!?
せっかくもらってきた高カロリー流動食、食べないねぇ、、と思い悩んでいた時、
もしかして、鶏レバーなら食べるのかな?
と目の前に置いてみたら、、
がっついた!
まじっすか。。
食欲ないんじゃなくて、偏食していたの?????
ハリネズミの偏食とは、突然、それまで食べていた餌を食べなくなる!という、割とよくある問題行動。
ハリコには無縁だと思っていたのに、こんなタイミングでやってきたの??
何日もまともにご飯を食べない非常事態、オヤツでも何でも、食べられるものを食べさせねば!
と、ハリコの大好きな鶏肉のオヤツと別の種類のハリネズミフードをソッコーでゲットし、あげてみたら。。
食べるじゃん(涙)
よかった。偏食で、よかった。
でも、鼻水が鼻ちょうちんになり、風邪がすっかり治って、食欲も完全に戻ったのは、それから1週間後くらいでした。
病院の先生曰く、
「季節の変わり目に加え、パリコが登場して、調子狂っちゃったんだろうね~」
だそうです。
ハリコ、キミって、デリケートだったんだね^^;
とりあえず、元気になってよかった!
ちなみに、私が先生にしたお馬鹿な質問、
「人間の風邪って、ハリネズミにうつったりするんですか??」
に対し、「うつりません」とキッパリ。
ですよねぇぇぇ~^^;
横で聞いていた娘が、
「おかーさん、何聞いてんの?」
って顔であきれてました^^;
ハリネズミは、病院で診察を受けるためにも、人に慣れさせておくことは大切!
ハリネズミは人一倍警戒心が強い動物です。
警戒心MAXの時は、顔を中に入れてまんまるボールのように丸まって針を立て、とてもじゃないけど、素手では触れません。
病院の先生曰く、
「そんな状態のハリネズミちゃんは、診察できないんですよ」
と。
人に慣れさせておく、というのは、いざ病気になった時に診察を受けられるためにも、必要なことなんだそうです。
そりゃそうですよね、、取り付く島もありません。
ハリコは、近頃だいぶん人懐こくて、私達家族に針をたてることはほとんどなくなりました。
病院の診察台でも、先生に対しては全然大丈夫!
お腹の触診もきちんとさせてくれたいい子ちゃん。
だがしかし、うちの次女パリコ、、絶対まん丸ボールになる・・
やばいです。
今のパリコは診察不可能!
病気できません(涙)
ハリネズミは車に酔う?移動は最低限に、、
病院に行くとき、車で移動しましたが、移動はかなりの負担ですね、特に病気の時は。
今回、初診と再診で、片道15分、2往復しましたが、車酔いなのか、どちらも、吐いてしまってました、黄緑色のモノを。
とにかく、移動は最低限に。。ですね。