昨年の冬、ハリネズミのハリコが冬眠しかけてしまいました。
抱っこしても、大好きなオヤツを目の前に置いても、丸まったまま動かないのです。
大事には至らなかったものの、あの時は本当に肝をつぶしました(涙)
ハリコとパリコとの生活で、一番の大反省な出来事です。
ハリネズミが丸まって動かない、、冬眠?
昨年の冬、一泊で家を空けなければならないことがあり、さて、ハリコをどうするか?と考えた末、
30時間くらいだから大丈夫よね、、
と、誰かに預けることなく、出かけてしまいました。
餌はいつもの2倍、2箇所に用意し、水もたっぷり。
もちろん、いつもようにパネルヒーターは寝床に設置したまま。
我が家は東京のマンション住まいなので、一軒家に比べて屋内は温かく、冬でも床暖だけで過ごせます。
ハリコも、木製のお家の中にパネルヒーターを24時間弱にして敷いておくだけで、保温電球などの保温器具は使っていませんでした。
外出先から帰ってきてハリコのケージを見ると、
おやおや?
お家の位置がずれている!
暴れたのかな?と思いつつ、お家を持ち上げてハリコを呼ぶも、
丸まったまま反応しません。
明らかに寝ているのとは違う感じで、威嚇もしません。
ふと見ると、お家がずれたのに合わせて、ハリコもパネルヒーターの上から外れている!!
いつもお家の隅っこで寝るハリコ。お家がずれて、定位置である隅っこにパネルヒーターがなくなってしまっていたのです。
ハリネズミが冬眠してしまったら、、起こし方は?
大変、これは冬眠かも、、
とにかく温めなければ、、
と、エアコンを最強にし、パネルヒーターも強にしてハリコを載せ、上からフリースを掛け、、
針のないお腹を温めてあげたいのに、丸まってるからそれもできません。
パネルヒーターの上に不安定に載ったボールのようなハリコを見守ること30分ほどでしょうか。
ハリコがモゾモゾし始めました。
ボール状だったのが、ちょっと伸びたので、お腹を触ってみたら、お腹が冷たい・・
冷たいお腹をパネルヒーターに押し当てました。
しばらくすると歩き始めたハリコ。
でも、ヨタヨタとして、水も飲みません。餌も食べません。
さらに1時間ほどでしょうか。
目の前に、一番の大好物の鶏レバーのおやつを置いたら、、
がっつきました!!(涙)
その夜は心配で、何度もハリコを見に起きました。
幸い、何事もなく、いつものハリコに復活してくれました。
ハリコ、ごめんね、寒かったね。。お母さんが悪かったよ、ごめんね。
後で調べたら、冬眠してしまったハリネズミを起こす時は、ゆっくり体温を上げてあげないといけないみたいです。
決してドライヤーを当てたり、お風呂に入れたりなど、しないでくださいね。。
ハリネズミの冬眠対策
ハリネズミの冬眠対策は、
とにかく温度を下げないこと!
20度以下にはしないこと!
寒さ対策・冬眠対策のために暖房器具を上手に使って、快適温度に保温してあげたいですね。
我が家では、うさぎ用のパネルヒーター「うさ暖」をハリコとパリコのお家に敷いていますが、寒い地域にお住まいだったり、冷えるお部屋ならば、保温電球をぶら下げたり、サーモスタッド付きのヒーターをつけたりするとよいようです。
また、ハリネズミのお家を、冬だけガラスの水槽やプラスチックケースにする、という手もあります。
網のケージより通気性は悪くなるけど、保温性は上がりますからね。
ただし、暖めすぎにも要注意!
30度を超えてしまうと、今度は暑すぎて「夏眠」してしまいます(涙)
電子サーモスタッドを接続して、適切に温度調節をしましょう。
ハリネズミって、本当に温度にデリケートですね!
温度管理は飼い主の責任、、快適な環境でハリちゃんを生活させてあげたいですね!
ハリコ冬眠事件があってからは、寒い日には、日に何度か、
おーーい!冬眠してないよねーー??
と、お家の中を覗きます。
なに?
って顔で見る時もあれば、安眠を妨害されてシューッとくることもありますが、反応があればそれでよし^^
ハリコとパリコにしたら迷惑な話ですけどね^^;