わが家には2匹のハリネズミがおります。
2014年9月にやってきたハリコと、2015年9月にやってきたパリコ。
ハリコは、今や全くハリをたてずに遊んでくれるのですけど、パリコはフシュフシュいってばかり(涙)
なんとか慣れてくれないかな・・と、
超超大好物のミルワームで釣る作戦
にでました^^
ハリネズミが人に慣れていないと困ることって?
ハリネズミ飼いは、ハリネズミと戯れ、癒やされたいがためにハリネズミ飼いになりますよね。
2匹飼って思うのは、やはり、性格にも個体差がある、ということ。
わが家のハリコとパリコの場合、生後3ヶ月ほどでわが家に来た時、パリコの方が野性っぽさは残っていたような気がするし、同じケージセット、同じエサ、と同じ環境を整え、ほぼ同じように扱っているつもりなのですが、ハリコは愛相よし、パリコは怒りんぼ、な現在^^
これも個性さっ!
そのうち慣れてくれるだろ・・と、なるべくそっとしておいているのですが、実は、人馴れしていないと、最悪、パリコの命にかかわるのです(涙)
随分前ですが、ハリコが鼻水を垂らしてエサを食べなくなった時、エキゾチックアニマル専門病院につれていきました。
愛想よしなハリコは、獣医さんにもハリを立てず、お腹も触らせてくれたし、診察台をウロウロ歩き回って、動きも観察してもらえました。
でもでも、中には、診察に来ても固く丸まったままのハリネズミちゃんもいるそうなんです。
当然、診察どころの話ではありません。
最悪、全身麻酔をかけて診察・治療したりする事態になるそうなのです(涙)
それはいけませんっ!!
万が一、病院にかかった時、きちんとお腹を触らせてくれるくらいにはなってもらわないと!
と常々思っていましたが、今までずっと、怒りんぼパリコのフシュフシュ攻撃に屈していた私たち・・
懐かないハリネズミを慣れさせる方法!好物ミルワームで釣る♪
フシュフシュいってばかりのパリコが食欲不振になった時、
ミルワームをあげたらがっついて、エサまで食べるようになった!!
という、わが家の一大ニュースがありました。
詳細はコチラ↓
で、そんなにミルワームが好きなら、
ミルワームを利用して人に慣れさせよう作戦
を思いつきました。
「ミルワームで釣る」というと聞こえは悪いですが^^;、
大好物と飼い主をリンクさせる
ってことです^^
好物と飼い主の匂いをリンクさせるというのは、ハリネズミを慣らす手段としてはメジャーなものですね^^
わが家では、夜のごはんタイムの前に、ミルワームタイムを設けています。
写真のようなダンボールに、ハリコとパリコを交代で入れ、割り箸でミルワームをあげます。
ちょっと離れたところにミルちゃんを放置すると、野生のハリネズミがエサを探し求めるが如く、クンクンと鼻を動かして歩き回ります。
恍惚の表情でムチャムチャとミルちゃんを食べる姿は、何とも言えません(涙)
ちなみに、ミルちゃんという超大好物を見つけてがっついて飲み込むまでのスピードを、JKに言わせると、
「秒だね」
だそうで^^;
こんなことを続けること数週間、
あきらかにパリコの態度が変わりました\(^o^)/
ハリが痛くてなかなか持ち上げられなかったのが、割とスンナリと持たせてくれるようになったのです!
飼い主に心を許したというよりは、ミルワームの美味さに心を奪われているのでしょうけど、それでもまぁ、いいんです(涙)
ちなみに、脂肪分豊富なミルワームは、一日3匹にとどめてます。
肥満は万病の元ですからね^^
後日談
我が家で、ミルワームは、常に与えているわけではなく、食欲がなくなった時に、
ミルワームの出番だねっ
とあげる特別食。
ということで、ミルワームをあげない期間は、いつもの怒りんぼパリコに戻ります^^;
それでも、以前よりはちょっとだけ抱っこしやすくなったかな、とは感じます^^
パリコ、初めての病院
2019年10月、パリコのお腹がパンパンになり、病院に駆け込みました。
病院に行っても丸まって診察させてくれない系のハリネズミ代表のパリコでしたが、かわいそうなことに、パンパンの腹水で丸まれなくなっていました・・
おかげで、注射針を刺すお腹部分の局所麻酔だけで腹水を抜いてもらうことができたのですけどね・・
もしも、違う部分の病気だったら、全身麻酔になっていたのかなぁと思うと、ぞっとします(涙)