受験生の最大の脅威、インフルエンザ。
受験直前や当日にインフルエンザを発病してしまったらどうなるの?
別室受験や保健室受験、追試等はあるのでしょうか?
以下、高校受験前日にインフルエンザA型が判明した我が家の体験談です。
いやー、人生、いろいろありますね^^;
受験前日に、まさかのインフルエンザが判明!
受験前日にインフルエンザ判明!
これ、我が家の体験談です^^;
高校受験を間近に控え、咳や頭痛を訴えてはいたものの、軽い風邪かな?と大事にしてはいたのですが、入試前日に発熱してしまい、、
午後から病院にいくと、まさかのインフルエンザA型に感染していることが判明・・
どうする?どうする??
鬼母の心の声 =「解熱剤飲ませて、黙って受験させるか?」
分かってますよ、インフルエンザと分かっていて知らんぷりして受けるのが、周りの受験生にどれだけ迷惑をかけるかということくらい。
でも、
「仕方ないね、諦めよう。」
なんて素直に諦められる受験生親子、いるでしょうか?
良心がぶっとぶのは、受験生の親なら仕方ないと、私は思います。
ごめんなさい、悪人で。
だってだって、この日のために必死に準備してきたのに。
うちは、唯一の滑り止め校の受験日でしたが、この学校の合格が取れなかったら受験校計画が崩れるわけで。
その日、娘には、処方されたリレンザを飲ませて寝かせ、私は、一晩、いろいろ考えました。
あぁ・・
事前に、インフルエンザ等の場合に別室受験させてもらえるのかを聞いておくべきだった(涙)
インフルエンザにかかってから聞いても、その学校が、
「インフルエンザの生徒さんの受験はご遠慮いただいております」
と言われれば、その場でアウト!ですから。
怖くてそんな賭けはできません。
インフルエンザ予防にはそれなりに気を付けていましたが、
罹る時は罹る!
を実感しながら、親である私の準備の甘さを後悔しつづけた夜でした。
しかも、明日受験だっつーのに、イナビルじゃなくってリレンザを処方されてきた娘(涙)
なんでーーーっ?(涙)
別室受験させてもらえた!
さて、入試当日。
インフルエンザとは言え、幸い、娘の全身状態はそれほど悪くなく。
小さい子供のように、グッタリして座っていられないような状態では試験なんて受けられないのでしょうけど、38度くらいの熱と、頭痛と、当日朝には吐き気も加わって辛そうでしたが、
体力とガッツのある中3女子!
試験を受けられないほどではない、、
学校に相談するにも、早朝ゆえ電話も通じないので、とりあえず、早めに学校に向かうことに。
電車とバスを乗り継いで学校に向かう途中、受験生の娘自身が、途中でトイレに行きたくなったり、咳で周りに迷惑をかけることをとても気にしていました。
そうだ、受験生本人がどうしたいか、そこが大事なんだ!!
と恥ずかしながら、そこで、はっと気づきました。
未熟な母で申し訳ない、、
とにかく、受験生本人が安心して試験を受けられるように、そして、周りにご迷惑をおかけしないように、別室受験させてもらえないかを相談することに。
私立高校だし、学校まで行ったのに追い帰されることはないだろうという期待の元、道中、学校に電話をしてみました。
が、当日朝だったからか、なかなか担当の先生に繋がらず、そうこうしているうちに早めに学校に到着したので、直接、受付で申し出ると、、
なんと、、
学校側では、前もって別室を準備してくれていました(涙)
いい学校や!(急遽、受験を決めた学校だったけど・・汗) 好感度大!!
毎年、この時期ですから、入試当日に具合いの悪い受験生は必ずいるはずですもんね・・
保健室とトイレが近い、しっかりと暖房が効いている教室に案内された私たち。
「他の受験生と同じように試験は受けていただけるのでご安心下さい」
とか、
「具合いが悪くなったら、時間調整も個別にしますので」
とか、
「トイレは、他の受験生とは別のトイレを利用できますのでご心配なく」
とか。
あまりに素晴らしい対応で、私、先生にハグしたかったです^ ^
ちなみに、娘の後に、今にも倒れそうな、見るからにインフルエンザのピークであろう男の子も入室してきました。
踏ん張るのだ、男子!!
後から娘に聞いたところ、保健室の先生が、ちょくちょく熱を計ってくれたり、優しく様子を診てくれた、と。
お腹の調子が悪かったのでトイレをとても心配していたのですが、トイレの時間分は試験時間を延長してもらえると聞いて、安心して受けられたそうです。
結局、トイレは大丈夫だったそうですが。
具合いの悪い子供にとって、この安心感は、精神的にも本当にありがたいものだと思います。
本当にもう、学校には感謝しかありませんm(_ _)m
インフルエンザで別室受験可能かどうか、必ず事前に確認しよう!
結局、当日申告で別室受験させてもらえて、娘も、具合い悪いながらも、周りを気にすることなく、安心して試験を受けられました。
私も、保護者控え室で安心して待機できました。
万が一、試験の途中で具合いが悪くなっても、周りの受験生に迷惑をかけずに、先生に対応してもらえる、という安心感。
もしも知らんぷりして受験していたら、具合いが悪くなっても、娘はひたすら我慢するしかなかったでしょう。
それまで必死で頑張ってきたのは受験生本人。体調悪くて辛いのも受験生本人。
せめて、余計なストレスは除いてあげないといけませんね・・
「国語の長文読んでる時に咳されたら、隣の人、最悪だよー」
なんて心配していた娘。
「解熱剤飲んで知らんぷりして受けさせようか?」
なんて超自己中な考えが頭をよぎる親なのに、自分がしんどいのに、周りのこともちゃんと考えられる子に育ってたことに感動(涙)
そして、私がこの体験から学んだことは、、
インフルエンザ等の場合、別室受験や保健室受験が可能かどうか、事前に受験校に確認しておこう!
ということ。
多くの学校では別室受験させてもらえるようですが、もちろん、不可の学校も。
公立高校は、都道府県によっても対応が違うようですね。
都立高校では、以前は受検不可でしたが、新型インフルエンザの大流行以降は、個別に別室受験の対応をしてもらえるようになったようです。まずは中学校の先生に連絡を!
センター試験は、病気やけが、試験場に向かう途中の事故などの対応として、追試験という制度があるようですね。
大事なのは、
事前に確認しておく!
ということ。
当たり前にされているご家庭の方が多いとは思いますが^^;、予防には全力を注いでも、もしもの場合の当日の対応確認は忘れがちもだったりします。
うちはたまたまラッキーでしたが、直前または当日にインフルエンザにかかって、当日朝に、
「別室受験可能ですか?」
なんて慌てて聞くのでは遅いのです!
ここは親の仕事だと思うので、しっかりサポートしてあげたいですね^ ^
それにしても、あんなに気を付けていたのに、感染するときは感染するものです、インフルエンザ。
胃腸炎もこわいですね・・
電車に乗って塾にも行くし、塾には受験生じゃない小学生もいるし、まぁ、何に感染してもおかしくはない状況ではありましたが。
ずっと隔離しておくわけにはいかないわけで、予防には限界がありますので、インフルエンザ等に感染した時の当日の対応を、事前に確認しておくことは、とっても大切!
ということを身をもって体験した私たち親子の体験談でした。
ちなにに、この高校には、ありがたいことに、合格をいただきました^^
入学はしませんでしたけど(大汗)