
たった1日や週末だけの断食(ファスティング)でダイエット効果はあるの?
確実に痩せるための正しいやり方って?
1日断食や週末断食で確実に効果をだす方法をお伝えしていきます!
気長に続けなきゃいけないダイエットは続かないけど、1日や週末だけならいけるかも!
「1日だけor週末だけ」なら、周りに気付かれずにトライできそう!
という点が最大のメリットである1日・週末断食は、ハリウッドセレブやモデルさんも日常的に取り入れているファスティング方法なんですよ!
増えた体重は1日断食で即リセット!
これが出来れば、大切な人とのお食事や飲み会も、心置きなく楽しめますね^^
この記事の目次
1日だけの断食で、どれくらい痩せるの?
丸1日、固形物を食べずに水分だけで過ごす1日断食。
1日でどれくらい体重が減るの?
に関しては、個人差はありますが、平均すると1kgくらいと思ってよいようです。
個人差というのは・・
①普段、どれくらい食べているか?
当然、普段たくさん食べていた人が丸1日断食したら、たくさん体重は減りますよね。
②基礎代謝が高い?低い?
基礎代謝とは、生きているだけで消費されるエネルギー(体温維持、心臓や呼吸など)のことで、私たちが1日に消費するエネルギーのうちの約70%をも占めています。
基礎代謝量が高い人(ザクっと言うと、筋肉量が多い人)の方が消費エネルギーが多いので、痩せやすいです。
③準備食、回復食をきちんと守った?
「明日は断食だから食べ貯め!」
などは、たった1日だけの断食期間にも胃腸に消化作業をさせることになり、効果半減・・
「断食が終わったから焼肉!」
なども、空っぽで吸収力の高まった腸に、悪玉菌の大好物である肉を入れるのですから、腸内環境が断食前より悪くなって即リバウンドする可能性大・・
④どんなドリンクを摂取したか
断食中に飲むドリンクの種類にもよって、カロリーは違います。
断食の目的がダイエットなら、1日断食までなら、水やお茶だけでも問題はありません。
お好みのノーカロリーの飲み物をいくつか用意しておくとラクに取り組めますよ!
⑤便通がよい?悪い?
便秘がちだったり、「食べないと出ない」という方は、断食中は便通がないかもしれません。
老廃物が出ない分、体重自体の減りは少ないはずです。
老廃物が体内に長く残っていていいことは一つもないので、まずは便秘解消のために腸内環境を整えるべき!
1日だけの断食で腸内環境をよくするのは難しいので、日々の腸活に精を出しましょう!
ちなみに、便秘の自覚がなかった私も、初めてトライした3日間ファスティングの3日間は一度も便通がありませんでした^^;
が!
16時間プチ断食を1週間ほど継続したら、朝ご飯を食べなくても毎朝スッキリ出るようになって超快適です^^;
1日断食の基本的なやり方
1日断食の基本的なやり方は、以下の通りです。
①前日は準備食を。
朝昼夜、腹八分目の「まごわやさしい」食事を心がけましょう。
特に夜ご飯は軽めに、なるべく早い時間に食べ終わるのが理想です。
②当日は、固形食を食べずに、水分のみ。
断食当日に飲んでいい飲み物は以下の通りですが、基本は、「水」です。
老廃物を流すため、1日2リットルを目安に飲みましょう。
・水
空っぽで吸収力が高まっている胃腸に入れるものなので、できれば塩素やトリハロメタンといった心配がある水道水より、ミネラルウォーターや浄水された水の方が望ましいです。
・ノンカフェインのお茶やハーブティー
個人的に、ノンカフェインの美容茶ルイボスティーが便通にもよくおすすめです。
「ビタミンCの爆弾」でおなじみのローズヒップティーもいいですね。
好みの温かいお茶でリフレッシュしましょう。
・フレッシュな野菜ジュース
ジュースクレンズでおなじみの、ビタミンと酵素がたっぷり含まれるコールドプレスジュースは、デトックス効果も高めてくれるため、おすすめです。
近頃、多くのコールドプレスジューススタンドが、1日用、3日用などのクレンズプログラムを用意していますので、野菜ジュースが好きで予算に余裕がある方は、ジュースクレンズにトライしてみてもいいですね。
クレンズプログラムでは、200gのジュースを1日5〜6杯飲む(6000〜7000円)ものが多いようです。
スムージーは繊維があるため、胃腸を働かせてしまうので、避けた方が無難。
自作する場合は、バナナなど糖質の多い果物は避けましょう。
・青汁
手軽に飲める市販の青汁はとてもお手軽ですが、砂糖や添加物や入っていないものを選びましょう。
・酵素ドリンク
ファスティング用に作られた酵素ドリンクも、デトックス効果を促進するので、おすすめです。
今はたくさんの種類のファスティングドリンクが販売されているので迷うと思いますが、
保存料や砂糖などが無添加の酵素ドリンク
を選びましょう。
胃腸が空っぽの状態で飲むものですから、よいものも悪いものもダイレクトに吸収されるので!
酵素ドリンクを飲むと、空腹感が紛れますよ^^
・具なし味噌汁
日本が誇る発酵食品、味噌。
飲むとほっとする味噌汁も、塩分を取りすぎないよう、気分転換程度にOK!
出汁は昆布だし、味噌は糖質が少ない赤味噌や豆味噌がベターです。
・甘酒
飲む点滴とも言われる、こちらも日本の伝統的な発酵飲料である甘酒。
米と米麹だけで作られた米麹甘酒に限り、気分転換程度に少量OK!
(酒粕に砂糖を加えた甘酒はNG)
最近は、スーパーでも高品質な甘酒が売っているのでお手軽ですね。
つぶつぶをすり潰すようにして飲みましょう。
・コーヒー、プロテイン、ヨーグルトドリンク、アルコールは我慢!
胃腸に刺激を与えるカフェインやアルコール、消化に負担のかかるタンパク質のドリンクはNGです。
ファスティング中の飲み物についてもっと詳しく知りたい方は下記記事も参考にしてください。
③次の日は、回復食を。
非常に重要なのが、次の日の回復食の1日です。
腸内環境をよくするも悪くするも、断食後の空っぽの腸に入れる回復食にかかっています。
消化のよい野菜や発酵食品を少量ずつ食べます。
朝食は、コールドプレスジュースや甘酒、具なし味噌汁、お粥を。
昼食は、「まごわや(さ)しい」食事を、よく噛んで、腹5分目程度に。
夜ご飯も、「まごわや(さ)しい」食事を、よく噛んで、腹8分目程度に。
動物性のもの、脂っこいもの、小麦粉・砂糖、は、腸内の悪玉菌を増やすので、全力で避けましょう。
週1断食を継続すると、めちゃ効果が高い!
週1断食とは、その名の通り、週に1日だけ断食をするファスティング方法です。
何曜日でも構わないので、毎週、継続的に、1日断食を繰り返すのです。
週に1日断食をするとなると、週のほとんどが準備食や復食っぽいものを食べていることになるので、そりゃぁ効果上がるよね、とは思います^^;
ダイエット効果がすごい!と巷で大人気の「月曜断食」も、まさにその週1断食です。
「月曜断食」は、私もとても興味深く熟読しました!
詳しくは本を読んでいただきたいのですが、
月曜は、水だけ断食
火曜から金曜は糖質制限食
土日は好きなものを食べて良い
というのが月曜断食のやり方です。
火曜から金曜の糖質制限食は、朝食はヨーグルトと果物少し、昼と夜も食べてもいい量はこぶし2個分まで、土日は好きなものを食べていいけど、量はこぶし2個分まで、という、実は結構厳しい食事制限付きの方法なのです。
脂肪が燃焼しやすい(つまりデトックスしやすい)素地を6日間で作っておき、毎週1日完全断食することで一気にデトックスを進める、という方法ですね。
ファスティングコンサルタントとして、
16時間プチ断食を毎日続ける
vs
毎週の週1断食を続ける
どっちがラク?どっちが効果的?
というのは非常に興味があるので、そのうち自分の身体で試してみたいなぁと思ってます^^;
週末断食の基本的なやり方
金土日で行う週末断食も、基本的な流れは1日断食と同じです。
①金曜日は準備食を。
1日断食と同様に、朝昼夜、腹八分目の「まごわやさしい」食事を心がけ、夜ご飯は特に軽めに、早い時間に食べ終わるようにしましょう。
②土曜日と日曜日の昼まで、固形食を食べずに、水分のみ。
1日断食と同様に、水、ノンカフェインのお茶、フレッシュ野菜ジュース、酵素ドリンク、具なし味噌汁、甘酒、など。
デトックスを促進するため、1日2リットル以上の水を飲みましょう。
③日曜日の夜、月曜日は回復食を。
日曜日の夜から、回復食を始めます。
1日断食と同様に、お粥やドリンク類から始め、月曜の朝昼夜も、徐々に固形物に慣らしていきます。
その時の体調によって、②の断食期間を短くしたり長くしたり、無理のない範囲で調整してみても良いと思います。
断食期間を長くした場合は、復食期間も長くすることをお忘れなく!
ただし、3日以上の断食は、安全のため、ファスティングの専門家についてもらってやるか、ファスティングの施設などでしっかりと管理してもらって実践することをお勧めします。
1日・週末断食をより効果的にするやり方
1日とはいえ、せっかく断食(ファスティング)をするんだから、効果を最大限にしたい!
という場合、
準備食の期間をできるだけ長く取りましょう。
準備食の期間が長ければ長いほど、臓器のデトックスの準備が整った状態で断食に突入できるので、1日だけの断食でも大きな効果が期待できます!
頭痛やだるさなどの好転反応が出にくいというメリットもあります。
準備食の期間は、「まごわやさしい」食事を腹八分目にして、間食はやめます。
ま:まめ 大豆や味噌、豆腐など
ご:ごま ごまなどナッツ類も
わ:わかめ わかめやひじきなど海藻類
や:やさい 緑黄色野菜や根菜など
さ:さかな 切り身のお魚でも、小魚などでもOK
し:しいたけ しいたけをはじめとしたきのこ類
い:いも ジャガイモ、サトイモなど
準備食期間の後半は、動物性食品である「さ」も抜くようにします。
というか、この準備食の期間だけでダイエット効果が出るので、断食の日への期待が膨らみますよ^^;
ちなみに私が3日間ファスティングをした時は、張り切って5日間ほどを準備食期間に充てて「まごわやさしい」に励んでいたのですが、準備期間の最初の3日間で1キロ減って、
「あれ、きつい断食を3日間もしなくっても、このままゆるっと準備食を続けてればデトックス&ダイエットが進むんじゃない?」
と思ったことを覚えています^^;
至れり尽くせりのファスティングプログラムをかしこく利用!
昨今の健康志向の高まりで、ファスティングに必要な飲み物と、準備食や回復食までセットにして
クレンズプログラム
として販売するジューススタンドなどが増えてきました。
サラダボウルの専門店「GREEN BROTHERS」の1週間のファスティングプログラムは、
ファスティングマイスターさん監修なので、さすがのプログラムです。
上記が1週間のスケジュール。
飲み物(スムージー)だけで過ごすのは1日だけ。
前後3日間の準備食・回復食(スムージー、スープ、おかゆ)もセットになっているという、至れり尽くせりのセットです。
こんな1週間プログラムを数回続けたら、かなりのダイエット・デトックス効果が期待できるのではないでしょうか。
便利な世の中になったものです(笑)
まとめ
「ちょっと身体が重いな」と感じた時に気軽に実践できるのが「1日断食」「週末断食」のメリット。
準備食・回復食の期間を出来るだけ長く取ることで、断食の効果は大きくなり、食生活を見直すきっかけになりますよ!
また、大流行の「月曜断食」のように、毎週月曜日は断食の日、などと決めて、
定期的・継続的に1日断食を行う「週一断食」
は、ダイエットにもデトックスにより大きな効果が期待できます。

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